All About ニュース編集部は全国の20~70代の男女を対象に「山梨県の13市」についての独自調査を実施。「老後に住みたいと思う市」ランキングの結果を紹介します。(画像出典:PIXTA)

山梨県の13市で「老後に住みたい」と思う市ランキング
山梨県の13市で「老後に住みたい」と思う市ランキング(画像出典:PIXTA)

都会と田舎がほどよく調和した山梨県。老後の移住先としても注目です。

All About ニュース編集部は2025年7月16~17日の期間、全国の20~70代の男女250人を対象に「山梨県の13市」についてのアンケートを実施。「老後に住みたいと思う市」ランキングの結果を紹介します。

>10位までの全ランキング結果を見る

第2位:南アルプス市/48票
雄大な南アルプスの麓に広がる南アルプス市。空気や水がきれいで、静かで落ち着いた雰囲気が漂います。豊かな自然の中での暮らしに憧れて、県外から移住してくる人もいます。

2025年にはコストコがオープン。また隣接する昭和町のイオンモールにも車で15分程度と近く、大きな買い物にも便利な環境。病院も多く、隣の中央市には山梨大学医学部附属病院があるのも安心できるポイントです。

桃やブドウ、スモモ、サクランボなどフルーツの生産が盛ん。地元の道の駅では新鮮なフルーツや野菜を買うこともできます。温泉もあり、日帰り温泉施設で心身を癒やせます。

回答者からは「美しい自然に囲まれ老後のスローライフを楽しめそうだから」(60代男性/千葉県)、「空気がおいしそうで山がきれいに見えそうだから」(50代女性/埼玉県)、「自然に囲まれながらも、スーパーや病院などの生活施設も整っていて、老後の暮らしにちょうど良さそうだと感じたからです。近隣に温泉施設があるのも魅力です」(20代男性/東京都)、「水が美味しい良い環境のイメージ」(50代男性/長野県)といった声が上がっています。

第1位:甲府市/86票
山梨県の県庁所在地である甲府市は、県内で最も都市機能が充実している街。自然にも近く、それでいて暮らしの利便性が高く、田舎と都市のいいとこ取りを楽しめるバランスのよさが特長です。

甲府市立病院や山梨県立中央病院など、国立・県立・市立・私立あわせて10数件の総合病院があるのは老後の暮らしの安心感につながります。

JR中央本線と身延線が乗り入れる甲府駅からは、東京へのアクセスも至便。車の運転が難しくなっても、市の中心部に住みながらバスやタクシーを使えば移動にはそこまで困りません。将来的には市の南部にリニアモーターカーの停車駅ができる予定もあります。

賃貸物件の数も多く、首都圏の中では割安で、暮らしのコストを抑えられます。

回答者からは「田舎と都会両方の側面があるから」(30代男性/群馬県)、「食料や日用品などを調達する際便利そう」(40代女性/神奈川県)、「県庁所在地で、中心部であれば車が無くても住めるので」(50代男性/千葉県)、「病院数も多く、公共交通も充実しているから」(50代男性/東京都)などのコメントが集まりました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の執筆者:古屋 江美子 プロフィール

ライター。山梨県甲府市出身。旅行を中心にウェブや会員誌等で執筆。これまでに訪れた国は約50カ国。山梨県の「やまなし大使」としても様々な情報を発信中。現在は神奈川県在住。総合情報サイト「All About」旅行ガイドも務める。

次ページ

10位までの全ランキングを見る

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version