ウクライナのドネツクで、無人機の試験飛行を行うウクライナの当局者(2025年3月19日撮影、資料写真)。(c)Roman PILIPEY/AFP
【AFP=時事】ロシアの原子力発電所は24日、ロシア軍によるウクライナ軍の無人機撃墜の影響で火災が発生したと発表した。火はすでに消し止められたという。
火災が発生したのはロシア西部のクルスク原子力発電所。施設側によると、撃墜された無人機が施設に衝突して爆発したが、消防隊によって鎮火したという。死傷者は出なかった。発電所は発電能力を抑えた状態で運転されていた。
発電所はテレグラムへの投稿で、「クルスク原子力発電所の敷地および周辺地域の放射線レベルは変わらず、自然の範囲内である」と明らかにした。
発電所はロシア・ウクライナ国境に近く、クルスク市の西に位置する。クルスク市は人口約44万人の地域の中心都市である。
【翻訳編集】AFPBB News
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