今回はこんなお話。「お盆が来たら海に入ってはいけない。なぜなら、霊に足を掴まれるから。」あなたも小さいころに聞いたことありませんか?わたしは結構あります!といっても、わたしは海に入るよりも砂場に城作って遊ぶ方が好きだったのですけど、それでも「夏の終わりには浜には行くな」とよく言われたものです。今回はこの教訓をもとに、投資との向き合い方を考えてみたいと思います!すごい組み合わせ!!笑

なぜお盆が来たら海に入ってはいけないのか?

わたしは海の専門家ではないため、このあたりはAIの受け売りなわけですけど、「8月後半の海にはたくさんの危険が潜んでいたから」だとされています。その危険な例をいくつか見てみましょう。

例えば、「台風」です。台風は8月から9月にかけて日本に接近するコースをたどります。台風の接近に伴って生じるのが高潮です。さらに、「夏から秋にかけては1年でもっとも潮位が高くなりやすく、注意が必要」だと気象庁は過去にプレスリリースを出しています。

もう1つ例を見てみます。それは「クラゲ」です。毒性の強いクラゲの被害はお盆の前後が多いとTBSのウェブサイトで紹介されています。加えて、台風の時期はクラゲが浜辺に打ち上げられやすいとの指摘もあります。

さて、本題です。「お盆が来たら海に入ってはいけない。なぜなら、霊に足を掴まれるから。」
この迷信・言い伝えは、夏から秋にかけての海にはたくさんの危険があり、その危険性を圧縮して表現したものが「霊に足を掴まれる」なんですよね。

もともと、このような言い伝えが生まれた時期には、おそらく現代ほど科学的な知見が発達していません。その中で、海の危険性を伝えるために生まれた物語なんですよね。

そう考えると、「よくできてるなー」って感心しません?わたしはしました!笑

これ投資にも応用できるんじゃない?

というわけで、これ「投資にも応用できるんじゃない?」
投資で危険な場所といえば、やっぱり下落相場です。ここには人生を狂わせる危険な動物がたくさん住んでいます。
例えば「狼狽売り」。株価の下落に耐えられず、慌てて売ってしまうことです。狼とはオオカミ。オオカミは群れで動きます。つまり、周囲の雰囲気にのまれてしまうと危険ということ。

例えば、「難平買い」。こちらは株価の下落で平均購入単価を引き下げるために買い増しを行う手法です。ナンピンが有利に働くケースもありますが、どんな銘柄を選ぶかで成否が別れますよね。それはまるで、空を飛び回る鳥を手で捕まえようと、上ばかり見てしまうものかもしれない。

例えば「詐欺」。これは下落相場とは直接関係しないものの、「減ってしまったお金を別の方法で取り戻しませんか」と言葉巧みに誘導するケースはよくある詐欺の手法です。相手を化かすその技は、まるでキツネのよう。

そして、そもそも忘れちゃいけない。下落相場には熊がつきもの。ほら、ベア相場って言いますもんね。爪を振り下ろす一撃はあまりにも強烈です。

これらをまとめて「下落相場には注意しよう。なぜなら、あなたを惑わす危険な動物がたくさん住んでいるから」といえば、昔から伝わる言い伝えみたいになるかもしれません。どうです?

正しく危険を学ぶ

言い伝えが生まれた時代は、まだ科学的な知見が乏しい時代でした。その中で、「どうすればその危険性を伝えられるか」という知恵が「霊が足を掴む」、または「天狗」や「河童」といった想像上の存在をつくってきました。

ですが、現在は違いますよね。わたしたちは自然の中にどのような危険性があるかをよく知っています。

投資も同じで、下落相場にどんな危険があるか、その中で人々がどんな間違いをしてきたか、どういう行動が適切だったか、といった話題は特にインターネット上にたくさんあります。

もし、あなたが「もっと投資の話を知りたいな」と思ったら、そういった>下落相場の失敗談なんかもぜひ調べてみてください。「わたしたちはどうすればよいか」という参考になる話題もたくさんあります。

でも、もし投資の勉強に時間を割くのが大変でしたら、これだけは知っておいてくださいね。

「下落相場には注意しよう。なぜなら、あなたを惑わす危険な動物がたくさん住んでいるから」

みらいあせっと
2019年にモントリオールに旅行したことがきっかけでカナダ株に関心を持った個人投資家。カナダ株のほか、日本株や米国株など、世界中の株式に幅広く投資中。カナダ株の話題は「みらいのカナダ株式投資大作戦」で紹介中。
Twitter: @instockexnet

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