山梨県後期高齢者医療広域連合は21日、電子処理システムの設定ミスで、68人分の医療保険料を誤った額で徴収していたと発表しました。
【写真を見る】後期高齢者医療保険料 68人分を誤徴収 最大で3万5540円多く請求 システムの設定ミスが原因
県後期高齢者医療広域連合によりますと、算定ミスがあったのは県内17市町村に住む68人で、先月、各個人に通知した医療保険料の請求金額が間違っていました。
医療保険料は前の年度の収入によって決められますが、システムの設定に誤りがあり、最大で3万5540円多く請求していたということです。
今月14日に市町村の担当者が金額の誤りに気づきました。
システムはすでに修正されていて、間違って請求をした人には個別訪問や電話連絡で謝罪し、過払い分の返却や追加徴収を行っていくということです。
広域連合は「今回の事案を重く受け止め、チェック体制を強化する」とコメントしています。
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