
ブラジルのルラ大統領(左)は20日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、南米南部共同市場(メルコスル)と欧州連合(EU)の貿易協定や米関税措置について協議した。パリで6月撮影(2025年 ロイター/Michel Euler/Pool via REUTERS)
[サンパウロ/パリ 20日 ロイター] – ブラジルのルラ大統領は20日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、南米南部共同市場(メルコスル)と欧州連合(EU)の貿易協定や米関税措置について協議した。ブラジル政府が明らかにした。
声明によると、両首脳はメルコスルとEUの協定交渉を年末までに妥結させることを確約。マクロン大統領はXへの投稿で、ルラ大統領に対し、「フランスおよび欧州の農業の利益を保護し、それぞれの経済に貢献する限り」、EUとメルコスルの「野心的な」協定に前向きな姿勢を改めて示したと述べた。
ルラ大統領は以前、EUとメルコスルとの貿易協定について、今年の下半期に最終決定されることを望むと述べていた。
同貿易協定は昨年12月に原則合意に達したものの、協定の条件が農業部門に悪影響を与えるとの理由からフランスなどが反発していた。
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