第107回全国高校野球選手権   県岐阜商3―1明豊 ( 2025年8月17日    甲子園 )

<県岐阜商・明豊> 勝利し、駆け出す県岐阜商ナイン (撮影・須田 麻祐子) 
Photo By スポニチ

 県岐阜商(岐阜)の準々決勝はセンバツ王者・横浜(神奈川)に決まった。

横浜高 吹奏楽部&チア 野球応援動画

 16年ぶりの8強でタフな相手と対戦するが、左手ハンディを乗り越えて、この日も1打点を挙げるなど好守に活躍した横山温大(3年)は「春の王者と戦えることでとても今ワクワクしてますし、自分たちの力がどこまで出せるかっていうのが多分とても楽しい。僕は王者とやりたい気持ちがあった」と、むしろ歓迎している。

 先制の2点二塁打を含む3安打の宮川鉄平(3年)も「今日みたいに打ちたい。打ち勝つ野球というのもやってきた」と、想定内を強調した。

 県岐阜商はこの日の勝利で夏42勝となり、大阪桐蔭に並ぶ歴代10位となった。横浜の40勝(12位)を上回る。

 春夏90勝は史上4校目。県岐阜商の上には中京大中京(137勝)、龍谷大平安(104勝)、PL学園(96勝)しかいない。

 横浜は68勝で12位タイ。歴史と伝統では県岐阜商の方が上積みがある。

 ベスト8に残った中で7校が春夏いずれかの甲子園優勝経験校。優勝のない関東第一も準優勝2回という強豪校揃いのハイレベルな準々決勝となった。

 その中でも県岐阜商の実績は軍を抜く。王者・横浜相手にも臆することはなさそうだ。
 

続きを表示

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version