中村 有裕
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 ボートレースびわこの7日間開催「滋賀ふるさと観光大使・西川貴教杯」は16日、12Rで優勝戦が行われ地元・滋賀支部の中村有裕(45)がインからコンマ09のトップスタートを決めて逃げ切り1着。2018年9月25日のびわこ以来、6年11カ月ぶりの優勝を飾った(通算38回目。びわこでは11回目)。2着に守田俊介、3着は沢田尚也で3連単<1><2><5>は970円(3番人気)。

 表彰式に今大会のイメージキャラクターを務めたアーティストの西川貴教(54)がプレゼンターとして登場。中村に「7年ぶりの優勝おめでとうございます。これからも頑張ってください」と声をかけ、トロフィーと花束を贈呈した。

 その後のインタビューで中村は「プレッシャーを感じながら過ごしていました」と本番までの心境を語る一方で「ボートに乗ったら全て無心になれました」と落ち着いて湖面へ。1周1マークは2コースからジカ捲りに出た守田を封じると、10年10月26日の浜名湖以来となる逃げ切りVを飾った(1コースからの優勝は決まり手“抜き”で制した11年8月28日の児島以来)。

 優勝戦出場選手インタビューで「出足、伸びとトップクラスの足になっています」と語ったヒーローは、改めて「エンジンさまさまです」とロングランシリーズの相棒だった65号機に感謝して「自信にしていこうと思います」と今後の活躍を誓った。

 なお中村の次走出場は、24~29日の桐生を予定している。 

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