第107回全国高校野球選手権第10日   県岐阜商4―3東海大熊本星翔 ( 2025年8月15日    甲子園 )

甲子園球場
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 第107回全国高校野球選手権第10日の第4試合で県岐阜商(岐阜)が4―3で東海大熊本星翔(熊本)に勝利。この結果、接戦を制した県岐阜商が公立校で唯一16強に進出した。

 この日の第3試合で佐賀北(佐賀)が明豊(大分)に敗戦。県岐阜商が公立校最後の砦となっていた。16強に公立校1校以下は17年の三本松(香川)、23年の0校に次いで史上3度目。17年の三本松は8強まで進出。ちなみに、公立校の4強は19年の明石商、決勝進出は18年金足農、優勝は07年の佐賀北が最後となっている。

 今大会は金足農(秋田)、市船橋(千葉)、県岐阜商、鳴門(徳島)、佐賀北、宮崎商(宮崎)の6校が出場。公立校6校は史上最少となっていたが鳴門、佐賀北、県岐阜商の3校が1回戦を突破していた。昨夏は公立12校が出場し石橋(栃木)、大社(島根)が3回戦に進出。大社は早実(西東京)を破るなど8強まで勝ち上がり旋風を巻き起こした。

 16強の顔触れは、関東勢が4校、九州勢も4校、関西勢が2校、東海勢が2校、中国勢が2校、東北勢が仙台育英1校、四国勢は尽誠学園の1校となった。3回戦は16日に4試合、17日に4試合が行われる。

 16強が出そろった今後の予定は以下の通り。
▼16日
高川学園(山口)―日大三(西東京)
山梨学院(山梨)―岡山学芸館(岡山)
尽誠学園(香川)―京都国際(京都)
関東第一(東東京)―創成館(長崎)
▼17日
仙台育英(宮城)―沖縄尚学(沖縄)
横浜(神奈川)―津田学園(三重)
東洋大姫路(兵庫)―西日本短大付(福岡)
明豊(大分)―県岐阜商(岐阜)

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