高松の夏の風物詩、「さぬき高松まつり」の花火大会が13日夜、行われ、訪れた大勢の人たちが夜空を彩るおよそ6000発の花火を楽しみました。
ことしで58回目となる「さぬき高松まつり」は、12日から開催され、13日夜は毎年恒例の花火大会が行われました。
午後8時15分になると、高松港の防波堤から花火が打ち上げられ、中には星やハートの形をした花火があったほか、最後は黄金色の花火が次々と夜空を彩り、港とその周辺に詰めかけたおよそ19万人が楽しみました。
ことしの花火大会は、打ち上げる時間を去年よりも15分間延長して30分間とし、花火の数を2000発増やし、およそ6000発にして行われました。
また、ことしは、サンポート高松の護岸に初めて有料観覧席およそ2000席が設けられ、花火が打ち上げられた防波堤により近い距離で楽しむ人たちの姿がみられました。
帰省で家族とともに訪れた大阪府の30代の女性は「ゆっくりみんなで楽しくみたいと思って有料席を予約しました。子どもたちと落ち着いてきれいな花火を見ることができて、とても思い出に残りました。来年も来たいです」と話していました。
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