県は伝染性紅斑、いわゆる「りんご病」の患者数が警報レベルを上回っているほか「百日せき」の流行も続いているとしてお盆休みを迎える中、対策の徹底を呼びかけています。

いわゆる「りんご病」は、かぜのような症状のあと赤い発疹ができるウイルス性の感染症で、子どもが感染の中心ですが、妊婦が感染した場合は流産や死産などにつながるおそれもあり、注意が必要です。

県によりますと、今月10日までの1週間に県内の医療機関から報告された患者数は前の週よりも4人多い59人となり、1医療機関あたりでは、警報レベルの目安の2人を2週連続で上回りました。

また、激しいせきが続いて乳児が感染して重症化すると死亡するおそれもある「百日せき」の患者数も新たに17人確認され、県は引き続き流行が続いているとしています。

このほか、新型コロナの患者数も前の週よりも14人増えて141人となり、7週連続で増加しています。

県は、お盆休みで人の往来や接触が増え、感染が広がるリスクがあるため熱中症を避けながらのマスク着用や部屋の換気、そして手洗いなどの対策の徹底を呼びかけています。

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