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2025年8月13日 18:43

「強制合区」の対象となった県議会の安芸郡選挙区 対象地域の町村長と協議【高知】

人口減少に伴って「強制合区」の対象となった県議会の安芸郡選挙区について県議会の特別委員会は8月13日、対象地域の町村長と選挙区の見直しについて協議しました。
13日、県議会の特別委員会のメンバーが安田町を訪れ、県議・安芸郡選挙区の対象となっている安田町を含む5つの町村長と意見を交わしました。

公職選挙法では選挙区の人口が、県の人口を議員定数で割った「議員1人あたりの人口」の半数を割る0.5未満の場合は合区にすると定められていますが、特例で選挙区を維持することもできます。
定数1の県議会・安芸郡選挙区は、2025年7月時点の推計で議員1人あたりの人口の割合が「0.497」と合区対象の水準になっています。
対象地域5つの町村長からは「地域の声が県政に反映されにくくなる」「歴史や文化的な背景から近隣の選挙区との合区は反対」など全員が特例による選挙区の維持を求めました。
県議会の特別調査委員会では、今回の意見もふまえて、2026年6月の定例会までをメドに安芸郡選挙区の存続あるいは強制合区について決めることにしています。

最終更新日:2025年8月13日 18:51

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