インド首相、来月の国連総会に合わせてトランプ氏と会談の可能性 国内紙報道

 8月13日、インドのメディアは、モディ首相が、国連総会出席のため来月訪米するのに合わせてトランプ米大統領と会談する公算だと報じた。写真は握手するトランプ大統領とモディ首相。米ワシントンで2月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ニューデリー 13日 ロイター] – インドのメディアは、モディ首相が、国連総会出席のため来月訪米するのに合わせてトランプ米大統領と会談する公算だと13日報じた。

国連総会は9月9日に開幕し、一般討論演説と呼ばれる各国首脳の演説が9月23日─29日に行われることになっている。インド当局者はモディ氏が国連総会に出席するかどうかはまだ決まっていないと述べた。

インディアン・エキスプレス紙は関係者の話として、モディ氏の訪米は国連総会に出席するためだが、トランプ大統領と会談し、両国間の関係を悪化させている貿易や関税の問題を解決することも重要な目的だと伝えた。

トランプ米大統領は今月初め、インドがロシア産原油を直接または間接的に輸入しているとして、インドからの輸入品に25%の追加関税を課す大統領令に署名した。関税率は25%の相互関税と合わせて最大50%となる。

ベセント米財務長官は12日、FOXビジネスネットワークの番組で、スイスやインドとの協定を含むいくつかの大型貿易協定がまだ締結されておらず、インド政府は交渉で「やや強硬な態度」を取っていると述べた。

トランプ政権は10月末までに貿易交渉をまとめることを望んでいるとし、「それは目標ではあるが、良い状況にあると思う」との認識を示した。「(達成は)可能だと考えている。全ての主要国と重要な条件で合意することになるだろう」と語った。

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