スペイン北西部で、山火事の消火にあたる軍の消防士(2025年8月10日撮影)。(c)Handout/UME/AFP
【AFP=時事】スペイン北西部で10日、猛暑と強風により山火事が広がり、1000人以上が避難した。
地元当局によると、カルセードとその周辺で約400人が避難し、さらにユネスコ世界遺産に登録されているラス・メドゥラス近くの町から700人が避難した。
専門家は、火災の原因が放火の可能性もあるとしている。
スペインの軍事緊急部隊は、約60人の兵士と20台の車両を現地に派遣し、航空機やブルドーザーなども使い大規模な消火活動を行っている。
スペインでは熱波が続いており、ガリシア州やナバラ州の北部地域でも山火事が発生している。
スペインのペドロ・サンチェス首相はX(旧ツイッター)に「山火事を注意深く見守っている」と投稿し、消火にあたっている隊員の「絶え間ない努力」に謝意を表した。
【翻訳編集】AFPBB News
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