男子プロバスケットボールB1の秋田ノーザンハピネッツが毎年、8月2日に開催しているイベントが由利本荘市で開かれ、選手とファンが交流を深めました。

8月2日は、数字の語呂合わせで「ハピネッツ」と読めることから「秋田ノーザンハピネッツの日」として毎年、選手とファンが交流を深めています。

由利本荘市の道の駅で開かれたことしのイベントには、およそ300人のファンが集まり、会場にはさまざまな交流ブースが設けられました。

このうちコッペパンを作るブースでは参加者がジャムや果物など7種類の具材の中から、好きな具を選んでパンに挟み、選手が生クリームを絞り入れてオリジナルのコッペパンを完成させていました。

また、自分の名前のサインを作るブースでは、参加した子どもたちが選手から「ひらがなやアルファベットにして、なるべく簡単にするといい」とアドバイスを受けながら、一緒に考えたサインを色紙に書き上げると、「うまくいった」とうれしそうな表情を見せていました。

イベントに参加した秋田市の40代の男性は、「8月2日はシーズンに向けて一丸になれる大事な日だし、選手とコミュニケーションがとれる貴重な経験ができる機会で、シーズンが楽しみになった」と話していました。

特別指定選手の期間を含めて、10年目となる中山拓哉選手は、「『残ってくれてありがとう』などの温かい言葉をもらい、結果をしっかり残して皆さんと一緒に喜びたいという思いが強くなった」と話していました。

ハピネッツは、プレシーズンゲームや東北カップで実戦を積んだあと、10月4日にレギュラーシーズンの開幕を迎えます。

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