メキシコ、第2四半期GDP速報値は前期比0.7%増 予想上回る

 メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が30日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.7%増だった。2四半期連続のプラス成長で、ロイターがまとめたエコノミスト予想(0.4%増)を上回った。写真はメキシコ市のマーケットで昨年12月撮影(2025年 ロイター/Raquel Cunha)

[メキシコ市 30日 ロイター] – メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が30日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.7%増だった。2四半期連続のプラス成長で、ロイターがまとめたエコノミスト予想(0.4%増)を上回った。

製造業を含む第二次産業とサービス業を含む第三次産業はそれぞれ0.8%、0.7%の増加で、農業、漁業、鉱業を含む第一次産業の1.3%減を相殺した。

バンコ・ベースの分析責任者、ガブリエラ・シラー氏は、統計はメキシコが景気後退(リセッション)に陥っていないことを「明確に示す」ものの、「経済が好調であることを意味するわけではない」と指摘。

「特に米国が関税を厳格に発動し始めたり、対象分野を拡大した場合にリセッションになるリスクが依然ある」と述べた。

第2・四半期のGDP伸び率は、前年同期比では0.1%、エコノミスト予想は0.2%だった。

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