新発見の「ナスカの地上絵」をペルーパビリオンで初公開 コンドルやリャマ、斬首の様子など248点の一部 大阪・関西万博

07/28 14:50 配信

 大阪・関西万博のペルーパビリオンで近年新たに発見された「ナスカの地上絵」が初公開されました。

 約2000年前に制作された南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」は、これまでに893点発見されています。

 ペルーと山形大学は28日、万博のペルーパビリオンで共同会見を開き、2023年から2024年にかけて行った調査で見つかった248点の地上絵の一部を公開しました。山形大学とIT大手のIBMが共同で調査し、航空写真などをAIで画像解析して1000点以上の候補を検出して、現地調査で地上絵を確認したということです。

 新たに見つかった地上絵は、人間が41点、人間の切断された頭部を持った神官など斬首の様子が31点、リャマが21点などで、信仰の対象となっていたコンドルの地上絵もあります。

 山形大学らによりますと、それぞれの絵にはテーマがあり、不特定多数に向けてメッセージを発信するメディアのような役割があった可能性が高いということです。

 パビリオンでは「ナスカ文化展」として、28日から新発見された地上絵の写真が展示されています。

(画像は「トウモロコシとキツネの場面」)

最終更新:07/28 14:50

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