夏の全国高校野球、和歌山大会は28日に決勝が行われ、智弁和歌山高校が星林高校に2対0で勝って、2年連続、28回目の甲子園出場を決めました。

智弁和歌山は、3回1アウト三塁の場面で2番・大谷魁亜選手のタイムリースリーベースで先制すると、3番・山下晃平選手の犠牲フライで追加点を挙げて2対0と試合の主導権を握ります。

投げては、先発の宮口龍斗投手が5回、6回と続けて得点圏にランナーを進められながらも、140キロ台の速球を軸にした要所を締めるピッチングで得点を与えませんでした。

宮口投手は、9回を投げきって星林打線をヒット4本に抑えて完封し、智弁和歌山が2対0で勝って2年連続、28回目の甲子園出場を決めました。

ことしのセンバツ高校野球で準優勝した智弁和歌山は、夏の大会で2021年以来4年ぶり4回目の優勝を目指します。

一方、35年ぶりの甲子園出場を目指した星林は、エースの則藤瑞起投手が、4回以降、強打の智弁和歌山打線を相手に粘りのピッチングを見せて追加点を許しませんでしたが、最後まで宮口投手を打ち崩すことができませんでした。

夏の全国高校野球は来月(8月)5日に開幕します。

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