JR西日本とJR西日本コミュニケーションズは、JR広島駅の新しいホームに8月3日から路面電車が乗り入れることを記念し、バーチャル空間の広島駅でもこれを再現したリニューアルを実施、一足早い8月1日にオープンする。

バーチャル空間でリアルの広島新駅ビル「ミナモア」を再現・拡張した「バーチャル広島駅」において、「中央アトリウム フロア」がリニューアル。リアルの広島駅と同様に、広島電鉄の路面電車がバーチャルに乗り入れた様子を見られるようになる。(リアルの)広島電鉄は、8月3日に新線「駅前大橋ルート」(1.1km)を開業。路面電車がJR広島駅の新駅ビル2階にある中央アトリウム空間のホームに乗り入れるようになる。

バーチャルならではの特別な演出として、広島地区の山陽線、呉線等で活躍する227系Red Wingも乗り入れ、リアルでは見ることのできない路面電車との並びも楽しめる。いずれも実物の車両を基に精巧に作られている。

中央アトリウム空間は広島地区各所への「旅立ちの場」がテーマで、バーチャル空間ではラウンジスペースも新設される。

リニューアルを記念したアイテムも登場。clusterで使える鉄道車両クラフトアイテム「227系Red Wing10周年ラッピング車両」と「広島電鉄650形車両」の計2種が8月1日に発売される。広島電鉄・JR西日本公認のクラフトアイテムで、価格は各1,000クラスターコイン。

テーマに沿ったユーザー制作のワールドを募集する「ワールドクラフトコンテスト in V広島駅」も開催する。入賞したワールドはバーチャル広島駅からの「行き先」として公認、直接ワープできるようにする特典がプレゼントされる。

WESTERポイントを獲得できる、「バーチャル広島駅」をめぐるWESTERスタンプラリーも実施される。

このほか、リアルとバーチャルの双方の広島駅に関わる“中の人”(JR西日本の社員)と、広島電鉄の社員が登場するバーチャルイベントも8月1日に開催される。

今後もバーチャル広島駅はさまざまな展開を予定しており、リアルとバーチャルが融合した新しい広島駅体験を提供していく。

なお、今回のリニューアルに伴い、7月29日~31日の間は中央アトリウムフロアへのアクセスができない。

バーチャル広島駅は、「cluster」上で2026年3月下旬までの期間限定で公開されているJR西日本公式のワールド。運営はクラスター。「中央アトリウム フロア」「ミナモア フロア(鬼ごっこエリア)」「ソラモア広場 フロア」の3つが用意されており、参加は無料。スマートフォン・PC、VRデバイスなどさまざまな環境で楽しめる。

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