ヤマハ発動機株式会社は、8月20日~22日にパシフィコ横浜で開催される「TICAD Business Expo & Conference」内の「Japan Fair」に出典すると発表しました。

アフリカの発展と歩むヤマハの取り組み

 ヤマハ発動機株式会社は、8月20日(水)~22日(金)までパシフィコ横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に合わせ、併催イベント「TICAD Business Expo & Conference」内の「Japan Fair」に出展することを発表しました。

 また、TICAD9開幕前の8月6日(水)~31日(日)まで、同社の横浜ブランド発信拠点「Yamaha E-Ride Base」でもアフリカ関連の企画展示を実施します。

2017年に発売されたヤマハ初のアフリカ向け戦略車 「CRUX Rev」2017年に発売されたヤマハ初のアフリカ向け戦略車 「CRUX Rev」

 これらの展示を通じて、ヤマハ発動機はアフリカにおける社会課題解決に向けた同社の取り組みを紹介するとともに、日本のステークホルダーに向けてアフリカ市場の成長可能性をアピールすることを目的としています。

「TICAD Business Expo & Conference」は日本貿易振興機構(JETRO)が主催するイベントで、日本企業の技術やサービスをアフリカ各国の政財界リーダー層に向けて発信するとともに、アフリカのビジネス・投資環境に関する情報を日本企業に提供する場となっています。

 ヤマハ発動機のブースでは、「過去・現在・未来。アフリカの発展と共に歩むヤマハ発動機」をテーマに、半世紀以上にわたりアフリカの文化や人々の暮らしに寄り添ってきた同社の事業活動を紹介します。主な展示物として二輪車「CRUX Rev(クラックス レブ)」やFRP(繊維強化プラスチック)ボートを予定しており、説明パネルや映像を用いて、さまざまなフィールドにおける同社製品やサービスの有用性を伝えます。

 また、「Yamaha E-Ride Base」では、幅広い層の来場者にアフリカにおける同社の社会課題解決の取り組みをわかりやすく伝える企画を開催します。アフリカで活躍する二輪車やエンデューロ船外機「E15DMHL」の実機展示、アフリカ市場の現状を紹介するパネルや動画の展示のほか、アフリカやアジア各国の民芸品に触れたり民族衣装を試着できる体験コーナーも設置。ヤマハ発動機がアフリカ各地に設置している小型浄水装置にちなみ、安全な飲料水の重要性を考えるワークショップも実施予定です。

 ヤマハ発動機は1960年代からアフリカ市場の開拓を進め、現在では特約店とのパートナーシップにより、アフリカ52の国と地域で事業を展開しています。同社は「市場密着型ソリューション」を主体としたビジネスを展開し、二輪車、船外機、ボート、小型浄水装置などの販売・サービスを行うほか、2020年代からはモビリティサービス事業にも参入しています。

 ヤマハ発動機は、飛躍的な人口増加や中間層の台頭など市場として高いポテンシャルを秘めたアフリカを注力市場と位置づけ、今後も積極的な事業拡大を目指していくとしています。

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