7月24日、ブラジルのアルキミン副大統領(写真)は、ラトニック米商務長官と19日に行った会談で、ブラジルからの輸入品に対する米国の関税計画について交渉する意向を改めて伝えたと明らかにした。7月14日、ブラジリアで撮影(2025年 ロイター/Adriano Machado)
[ブラジリア 24日 ロイター] – ブラジルのアルキミン副大統領は24日、ラトニック米商務長官と19日に行った会談で、ブラジルからの輸入品に対する米国の関税計画について交渉する意向を改めて伝えたと明らかにした。
ラトニック氏と約1時間にわたって「良い」会談をしたと語った。
米国はブラジルからの輸入品に8月1日から50%の関税を課すと発表している。
ブラジル当局は関税の潜在的な影響を評価するため、地元企業と協議を重ねるとともに、影響緩和策を準備しているほか、対抗措置の可能性を検討している。
当局はこれまで直接交渉のために米政府高官と接触することが難しいと述べている。
アルキミン氏は「(ラトニック氏との)協議は実りあるものだった」とした上で、詳細は公表すべきではないと指摘した。「この問題はわれわれが引き起こしたわけではないが、解決したい」と語った。
ホワイトハウスはコメント要請にすぐに応じなかった。
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