アルゼンチン・サッカー協会は17日、12年間にわたり禁止されていたアウェーファンの観戦を条件付きで許可すると発表した。写真はクラウディオ・タピア会長。米ニュージャージー州イーストラザフォードで13日撮影(2025年 ロイター)
[ブエノスアイレス 17日 ロイター] – アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は17日、12年間にわたり禁止されていたアウェーファンの観戦を条件付きで許可すると発表した。
アルゼンチンの各クラブは2013年、観客が亡くなるなど暴力事件が問題となったことを受け、アウェーファンの観戦が禁止された。しかし、今後はアウェーファンの受け入れを希望するクラブは当局の承認を得れば受け入れ可能となる。
AFAのクラウディオ・タピア会長は記者会見で「歴史的な日」とし、アンヘル・ディマリアのアルゼンチン1部リーグ復帰を巡る盛り上がりが決定を後押ししたと述べた。
今年5月、アルゼンチン代表FWディマリアが少年時代を過ごした母国1部のロサリオ・セントラルへ18年ぶりに復帰すると発表された。お披露目を兼ねたテストマッチが今週末に行われる予定。
ロサリオ・セントラルの会長はクラブのサポーターに対して適切な行動をとるよう呼びかけており、ブエノスアイレス州の治安大臣はアウェーチームはサポーターの責任ある行動を確保しなければならないと強調している。
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