オーストラリアのメルボルンからやってきた(左から)ローレンさんとガブリエルさん(スクリーンショット)オーストラリアのメルボルンからやってきた(左から)ローレンさんとガブリエルさん(スクリーンショット)

 日本の職人技から生み出される道具の数々は、機能美と高い品質で、世界中のプロフェッショナルを魅了しています。訪日外国人に日本の食文化を紹介しながら思い出を振り返ってもらうYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」に出演したオーストラリアから来たカップルは、訪れた寿司店である光景に目を奪われました。いったい、なんだったのでしょうか。

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料理人のガブリエルさんが愛用

 オーストラリアのメルボルン在住の、ブラジル人のガブリエルさんとオーストラリア人のローレンさん。前日の夜に到着したばかりで、「ちゃんとした日本の食事はこれが最初」なのだとか。そこで、チャンネル運営者のDaisukeさんは、ふたりを築地市場の本格的な寿司店へと案内しました。

 ガブリエルさんは、日本食料理店で働いた経験を持つそう。ローレンさんも寿司が大好物だと言います。目の前で職人が握る本場の寿司を堪能するなか、ガブリエルさんはカウンターの内側で繰り広げられる光景に目を奪われます。

「料理の腕に自信がないと目の前で料理できないよね! 包丁がまるで刀みたい!」

 淀みない手つきでネタを切り分ける柳刃包丁の鋭い輝きに、思わず声が漏れます。Daisukeさんが「サムライだね!」と返すと、ガブリエルさんは「そうだね!」と笑顔で頷きました。

 すると、隣にいたローレンさんが誇らしげに明かします。

「彼は日本の包丁を使っているの! 最高の包丁よ! 見た目もきれい!」

 その言葉に、ガブリエルさんも続けます。

「そうなんだよ! メルボルンですごく人気があるんだよ!」

 日本の包丁は、海外でも人気が高く、世界中の料理人も羨望のまなざしを向けています。ローレンさんいわく、その人気は絶大で、「日本の包丁が一番! メルボルンで日本の包丁を持っていたら『うぉー!』ってなる」ほどのステータスなのだとか。

 プロのシェフも虜にする日本の包丁。コメント欄には「シェフである彼氏は、日本料理を本当にリスペクトして食べている感じが大変良いよね」「シェフですから勉強になったかな」「素敵な笑顔……最高なカップルです」といった声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)

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