Soccer Football – Nations League – Final – Portugal v Spain – Allianz Arena, Munich, Germany – June 8, 2025 Spain’s Lamine Yamal reacts REUTERS/Angelika Warmuth
[マドリード 14日 ロイター] – スペインの障害者権利団体は、サッカーの同国1部バルセロナに所属する同国代表FWラミン・ヤマルが18歳の誕生日に開いたパーティーで低身長症の人々を見せ物的に扱ったと報じられたことを受け、こうした行為は差別的だと非難し、法的措置を講じる考えを示した。
ADEE(軟骨無形成症およびその他の骨格異形成症患者を支援する協会)は声明で、ヤマルのパーティーで起きたとされることは偏見や差別を助長し、障害者の尊厳と権利を損なうものと述べ、「21世紀において、低身長症の人々が依然として私的な、特に著名人が参加するパーティーでエンターテインメントとして利用されていることは容認できない」と非難した。
ヤマルは12日、音楽業界の著名人や、バルセロナのチームメート、ソーシャルメディアのインフルエンサーらを招待した大規模なパーティーで成人を祝った。14日には自身のインスタグラムにその様子をまとめた1分間の動画を投稿したが、低身長症の人々の姿は確認されていない。
スペインの法律では、障害者を嘲笑し、尊厳を損なう形で利用するショーやレクリエーション活動は禁じられている。ヤマルの代理人は現時点でロイターの取材に応じていない。
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