登壇した坂東玉三郎
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 歌舞伎俳優の坂東玉三郎(75)が8日、ラテンビート映画祭2025プロジェクト発表記者会見に出席した。

 ラテンビート映画祭は、スペインを代表する歌劇場・マドリード王立劇場との特別な文化交流プロジェクトを実施。記者会見では、歌舞伎を映像化した「シネマ歌舞伎」を、2026年にスペインで上映することなどを発表した。

 玉三郎は「約20年ほど前からシネマ歌舞伎の収録が始まった。初めのころは、自分としては実演を映像にして皆さんに見ていただくことにあまり気乗りがしないというか、賛成できなかったが、今となっては、こういう王立劇場だとか、僕の行けないようなところでも上映される機会が来たことに喜びを感じている」と語った。

 日本とスペインの舞台芸術の交流がどんな意味合いをもたらすと思うか聞かれると「意味はこれから出てくると思います。とにかく、お互い作品を見ることが大事」と今後に期待を込めた。

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