EU、米国の関税通知回避の公算 譲歩狙う=関係筋

欧州連合(EU)は関税引き上げを通知する米国からの書簡を受け取らない公算が大きいことが7日、複数の関係筋の話で分かった。一部のEU関係筋は、EUは関税措置を巡りトランプ政権との合意に近づいているとの見方を示している。(2025年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 7日 ロイター] – 欧州連合(EU)は関税引き上げを通知する米国からの書簡を受け取らない公算が大きいことが7日、複数の関係筋の話で分かった。一部のEU関係筋は、EUは関税措置を巡りトランプ政権との合意に近づいているとの見方を示している。

関係筋によると、EUはトランプ政権が掲げる「相互関税」の基本税率について、航空機・航空機部品のほか、医療機器や一部の酒類に対し限定的な譲歩を確保できる可能性がある。

また、米国で自動車を生産し輸出するEUの自動車メーカーについて、現行の25%を下回る関税率でより多くのEU車両を輸入できるような取り決めが検討されているという。

EUの執行機関である欧州委員会は7日夜、各国大使に対し、EUは不均衡な合意を受け入れるか、より大きな不確実性に直面するかの選択を迫られていると説明。同時に、トランプ政権が一段の関税を課したり、追加的な譲歩を要求したりしない保証はないとの認識も示した。

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