7月4日 ウクライナの首都キーウ(キエフ)の当局者は4日早朝、ロシアが夜通しドローン(無人機)攻撃を行い、少なくとも14人が負傷したと明らかにした。写真は4日、キーウで撮影(2025年 ロイター/Gleb Garanich)
[キーウ 4日 ロイター] – ウクライナ首都キーウ(キエフ)の当局は4日、ロシアが夜通しドローン(無人機)攻撃を行い、少なくとも23人が負傷したと明らかにした。鉄道インフラに被害が出たほか、市内各地で建物や車の火災が発生した。
ウクライナ空軍によれば、空襲警報は8時間以上続き、複数回の波状攻撃を受けた。ロシアは計539機のドローンと11発のミサイルをウクライナ領内に向けて発射したという。
キーウのクリチコ市長はテレグラムへの投稿で、負傷者のうち14人が入院したと述べた。
市内を流れるドニエプル川両岸の10地区のうち6地区で被害が確認され、ホロシフスキー地区ではドローンの残骸が落下し医療施設で火災が起きたという。
国営ウクライナ鉄道は市内の鉄道インフラが被害を受け、多くの旅客列車で遅延やルート変更が生じたと明らかにした。
ロイター記者によると、防空部隊がドローンを撃墜しようとする中、市内では4日朝までの数時間にわたり絶え間ない砲撃音や爆発音が鳴り響いた。
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