高松市と中国・南昌市が友好都市提携を結んでことしで35周年を迎え、3日、2つの市の市長が参加して記念の式典が行われました。

中国内陸部・江西省の省都、南昌市は歴史的な建物とともに高層ビルが建ち並ぶ人口660万以上の都市です。

高松市は1990年にこの市と友好都市となり、互いに中学生を派遣しあったり、新型コロナウイルスが感染拡大した2020年には互いにマスクを送りあったりしてきました。

友好都市となってからことしで35周年となるのにあわせて、高松市で3日、南昌市の高世文市長や南昌市の企業関係者らおよそ70人が参加して記念式典が開かれました。

式典で高松市の大西秀人市長は「両市の友好の絆が、さらに深まるよう、実りある交流活動を積極的に進めていきたい」とあいさつしました。

また南昌市の高市長は「さまざまな分野での交流と協力を持続的に拡大進化させ、友好都市関係を新たな段階へと引き上げていくことを心から願っている」と述べていました。

式典では35年間の取り組みを振り返る動画や南昌市を紹介する動画も上映されました。

大西市長は「南昌市は科学テクノロジーが発展して、すばらしい近代都市になっている。お互いによいところを見せあい、刺激を受けながら、まちづくりなどに生かしていき交流を深めていけたら」と話していました。

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