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2025年7月1日 8:38

【速報】万博東ゲート⇒西ゲートへ午前限定でバス運行開始「体力温存したくて…」朝から300人が列 西ゲートの予約枠も拡充

午前8時半ごろ

 大阪・関西万博で、東ゲートから西ゲート付近までを結ぶバスの運行が7月1日から始まりました。午前8時半から正午までの時間限定で、西ゲートから入場するチケットを持った来場者が対象です。

 新設されたバスは、東ゲート近くのバス停留所から午前8時半に出発しましたが、直前には約300人が列を作りました。東ゲートから西ゲートへは6月から徒歩のルートも設けられていましたが、利用者からは、「体力を温存したくて、徒歩ではなくバスを選びました」「午前8時半からしか西ゲートへ歩けないのを知らなかったので、少しでも早く西ゲートに並ぶために乗りました」との声が聞かれました。

 7月1日から運行を開始したバスは、1人400円(会場内の外周バスの1日乗り放題券も利用可能、1日1000円)で、乗車前に西ゲートのチケットを提示する必要があります。

 午前8時半から11時半の間に4~5分間隔で運行し、所要時間10分程度で、夢洲駅前の停留所から西ゲート付近の停留所まで乗車が可能です。

■東ゲートに集中する来場者を西ゲートへ 西ゲートの予約枠が拡充

 これまで、東ゲートは主に大阪メトロ・夢洲駅からの来場者が利用し、西ゲートは駅からのシャトルバスやパークアンドライドの駐車場、タクシーで来場する人が利用していました。

 しかし、午前中のシャトルバスは予約で埋まることが多い上、パークランドライドの利用は低迷。一方、予約不要な地下鉄を使う東ゲートの利用率は、来場者全体の7割を超え、西ゲートよりも混雑する傾向が続いていました。

 こうした状況を受け、万博協会は6月16日から、西ゲートの入場チケットを持つ来場者を対象に、東ゲートから西ゲートへと歩いて移動できるルートを午前8時半から正午までの時間限定で開設していました。ただ、徒歩ルートでは30分ほど日陰の少ない歩道を歩く必要があり、来場者からはバス路線の新設を望む声も上がっていました。

 徒歩ルートとバスルートの開設で西ゲートの受け入れ人数が拡大したことから、西ゲートの予約枠は、毎日2日前の午前8時から9時ごろに増やされています。

最終更新日:2025年7月1日 10:14

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