ブラジル3─5月期失業率、6.2%に低下 予想以上に改善

 6月27日、ブラジル地理統計院(IBGE)が発表した3─5月期の失業率は6.2%となった。写真は2024年7月、サンパウロで撮影(2025年 ロイター/Amanda Perobelli)

[サンパウロ 27日 ロイター] – ブラジル地理統計院(IBGE)が27日発表した3─5月期の失業率は6.2%となった。12─2月期の6.8%と、ロイターがまとめたエコノミスト予想の6.4%をともに下回った。

労働市場は高金利下でも引き続き力強さを示している。

ブラジルの失業率はここ数四半期、過去最低水準で推移しており、政府が歓迎する一方、中央銀行はインフレ圧力の一因と指摘している。

中銀は先週、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、2006年7月以来の高水準となる15%とした上で、金利を長期間据え置く意向を示唆した。

3─5月期の失業者数は前期比8.6%減の680万人。雇用者総数は同1.2%増の1億0390万人。平均賃金は月額3457レアル(630.03ドル)だった。

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