クラブW杯1次リーグC組第3戦 オークランド・シティー 1―1 ボカ・ジュニアーズ ( 2025年6月24日 米テネシ-州ナッシュビル )
<ボカ・ジュニアーズ×オークランドC>ゴールを決めたオークランドCのグレイ。本職は中学教師(AP)
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オークランド・シティー(ニュージーランド)が1次リーグ最終戦でアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズと1―1で引き分け、今大会初の勝ち点を挙げた。
開幕2試合でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)とベンフィカ(ポルトガル)に2戦合計0―16という大敗を喫して既に敗退が決まっていた大会唯一のアマチュア・クラブは前半26分にGKギャロウのオウンゴールで先制を許したが、後半7分の右CKでFWグレイが同点のヘディング弾。データ上でシュート数3―40本、ボール保持率31―69%と圧倒されながらセーブ10本を記録した守護神の奮闘もあって1―1の引き分けで試合を終えた。
中学校で研修中の体育教師が本業のグレイは大会を振り返り「大変な旅だった。厳しい結果もあったが、チームのために(得点できて)うれしい。私はここから遠く離れた小さな町の出身で環境は大きく異なる。(出場は)夢のようだった」と感慨深げに語った。
アシストのFWラゴスは理容師で他にも不動産業者やセールスマン、職人などで構成されてきたチームが、かつてマラドーナも活躍したアルゼンチンの強豪と渡り合った。
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