アルゼンチンGP決勝、マルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)はポールポジションからスタート。アレックス・マルケス(BK8 Gresini Racing MotoGP)が2番手につけ兄を追っていく展開。3番手にフランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)が続くが、フランコ・モルビデッリ(Pertamina Enduro VR46Racing)が抜いて3番手に浮上。
マルク・マルケスはターン1のブレーキングでワイドになり、アレックス・マルケスがトップに浮上。アレックス・マルケスはそのままトップを走り続けるが、マルク・マルケスは明らかにタイヤに苦しそうな走りで後に続く。
マルク・マルケスはレース後半に調子を上げ20周目にアレックス・マルケスを抜いてトップに立つと、そのまま走り切って優勝。2位にアレックス・マルケスとなった。3位は1414日ぶりの決勝レース表彰台となったフランコ・モルビデッリ。
4位フランチェスコ・バニャイア、5位ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、6位はホンダ最高位となり、序盤は表彰台争いの可能性も見せたヨハン・ザルコ、7位ブラッド・ビンダー、8位はアプリリア最高位の小椋 藍、9位アコスタ、10位ジョアン・ミルとなった。
アルゼンチンGP優勝 マルク・マルケス
「アンヘル・ニエトの記録に並べたことは嬉しいですね。彼はスペインのスポーツ史上非常に重要な方ですから光栄です。今日のレースは本当にプッシュしました。序盤はリアに対して自信が持てませんでした。アレックスはプッシュしてレースをコントロールしていましたので、今日は2位でも悪くないと思っていました。ただ、終盤にフィーリングが良くなってフロントがリアをプッシュする感覚が減ってきたんです。弟へのアタックは難しかったですね。1回目はバイクを止めきる自信がなくてブレーキをリリースしました。2回目はしっかりと準備出来ましたね。今日のアレックスの走り、レベルは素晴らしかったと思います。」
アルゼンチンGP2位 アレックス・マルケス
「良い結果です。体中に蚊が張り付いてますけどね(笑)マルクがターン1でワイドになってリードが出来ましたし、リズムもありました。ターン6、ターン11で誰かの後ろならタイヤをかなりセーブ出来る状況だとわかっていましたが、セカンドグループまで差がありコンスタントに走行しました。抜かれても全力で走りましたが、ターン5でマルクがワイドになりプッシュしたものの、抜けませんでした。初優勝まで少しでした。チームのサポートは最高ですし、ナディアにこの結果を伝えたいですね。」
アルゼンチンGP3位
フランコ・モルビデッリ「最高です。チームも自分も南米にはゆかりがあります。今日このようなパフォーマンスをこのトラックで発揮出来たことは最高です!」
アルゼンチンGP 決勝レース結果
順位ゼッケンライダー名メーカータイム1位93マルク・マルケスDUCATI41’11.1002位73アレックス・マルケスDUCATI41’12.4623位21フランコ・モルビデッリDUCATI41’15.7954位63フランチェスコ・バニャイアDUCATI41’16.6365位49ファビオ・ディ・ジャンアントニオDUCATI41’18.2386位5ヨハン・ザルコHONDA41’18.5877位33ブラッド・ビンダーKTM41’25.3948位79小椋 藍APRILIA41’25.5479位37ペドロ・アコスタKTM41’26.74610位36ジョアン・ミルHONDA41’26.88711位10ルカ・マリーニHONDA41’27.12512位42アレックス・リンスYAMAHA41’32.76313位12マーべリック・ビニャーレスKTM41’33.41914位43ジャック・ミラーYAMAHA41’34.58615位20ファビオ・クアルタラロYAMAHA41’36.24816位25ラウル・フェルナンデスAPRILIA41’38.01417位54フェルミン・アルデゲルDUCATI41’38.76118位23エネア・バスティアニーニKTM41’51.27919位35ソムキャット・チャントラHONDA41’52.793
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