2025年6月19日 14:46
大阪府・吉村洋文知事(19日)
大阪・関西万博の開幕日に急きょ中止された航空自衛隊「ブルーインパルス」の展示飛行を“開幕3か月”のタイミングとなる7月中旬に実施する方向で調整していることについて、大阪府の吉村洋文知事は19日、「ブルーインパルスが万博の空を舞うことを楽しみにしている。160を超える国・機関が参加している万博の空で、世界が一つになれば」と期待を込めました。
ブルーインパルスは、万博開幕初日の4月13日に、関西空港を出発後、大阪市の通天閣や吹田市の万博記念公園の上空を通過した上で、万博会場上空などで特別飛行することが予定されていましたが、悪天候のため急きょ中止となりました。
大阪府の吉村洋文知事は、改めて展示飛行を行うよう中谷防衛相に要望し、防衛省も再派遣する意向を示していました。
この展示飛行について、万博の会期の折り返しとなる7月12日と13日の2日間にわたって実施する方向で調整していることが複数の関係者への取材でわかりました。
吉村知事は19日の会見で、詳細については「国からの(飛行)許可などがある」と断ったうえで、「世界の国々が参加する万博の会場の空をブルーインパルスが舞う姿を多くの人が期待していると思うし、ぜひ見てもらいたい。この世界が集う万博会場の空をブルーインパルスが飛んで、そして、世界が一つになればいいなと思う」と述べました。
最終更新日:2025年6月19日 15:24
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