『d design travel』は、制作資金の重要な柱、そして、47都道府県を一緒に駆け抜ける仲間のコミュニティーとしてクラウドファンディングを位置づけ、トラベル誌を必要としてくださる方々をサポーターとして募っています。
第8弾のテーマは、vol.35『島根号』です。
これまでのクラウドファンディングはこちら
岡山号/茨城号/富山号/福島号/三重号/神奈川号/福井号/広島号
Message
残り12県!
皆様とともに全ての都道府県で
『d design travel』をつくりたい。
編集長・神藤秀人
ディアンドデパートメント株式会社
まず最初に、これまでの『d design travel』制作支援にご協力いただいた皆さまも、そうでない初めての皆さまも、本プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。あらゆる関係者の皆さまのおかげもあり、これまで8回に渡り、作り続けることができました。
そして今回、9度目のクラウドファンディングにチャレンジします。
皆様に支えられて刊行をつづけてきた『d design travel』も、残すところあと12県。
青森県、秋田県、宮城県、新潟県、石川県、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県、宮崎県、長崎県、熊本県が残っています。
本書は、デザイン視点を持つトラベルガイドブックであること以上に、今、日本がもっとも大切に残していかなければならない、「その土地らしさ」=「日本らしさ」に重点をおいた、旅行記型の “文化誌” でありたい、と常に考えています。だからこそ、必ず日本全国全ての県で『d design travel』を作り、文化を届けていきたいと考えています。
本シリーズのコンプリートへ向けて、今回企画しているのは「島根号」。d design travel では初めての山陰地方(山口県北部を除く)となります。
目標額は、これまでと同じく500万円(再びAll-or-Nothing形式 達成しなければ全額返金)。
島根号を刊行し、この先も『d design travel』を続けていくためにも、「この本をつくり続けていく意味」を信じて応援してくれる、 “ロングライフデザインの精神” を周囲に伝染させてくれる「仲間」の存在が必要です。
この“挑戦”は、皆さまと一緒に、47都道府県を走り続けるため、『d design travel』のコミュニティーを築いていくという、意思表示でもあります。
これまでご支援いただいた3,433名の皆さま、そして新たに興味を持ってくださった皆さま、どうか今回の挑戦にも温かいご支援をお願いいたします。
‖今回、テーマは「島根県」。
『d design travel』、今回のテーマは、35県目、「島根」です。
D&DEPARTMENT PROJECTの創業は、2000年の東京。地域のロングライフデザインを発掘し、その土地らしさを伝えるコミュニティーショップでありネットワークです。最近では三重や福島など、各都道府県で展開してきましたが、どの地域にも地元の人でさえ知らない、ややもすると忘れ去られてしまうような、素晴らしいデザインがあることに気づかされてきました。
D&DEPARTMENTの先頭を走り、土着的でもその土地に残る、大切な物事を大切に伝え続けていこうという活動を発掘し、紹介しつづけてきたのが『d design travel』シリーズです。
そしてこの度、35県目は「島根県」です。
d design travel では初めての山陰地方(山口県北部を除く)。出雲大社を筆頭に日本神話ともつながりが深く、シジミや蕎麦、牛肉、甘エビなどの食文化に加え、民藝の聖地とも謳われ、手仕事も魅力。といってもこれまで通り、いっさいの先入観なしで島根県へ入ります。
「山陰」という言葉からは、“山の陰”という直接的に「暗そう」とイメージしてしまう人も多いそうですが、むしろどんな魅力的なものが眠っているか手付かずの地域(d design travel的にまだ未開拓という意味です)への旅は、今からでも楽しみでしかたありません。
そのためにも、2025年4月に、本プロジェクト「島根号」を完成させる必要があります。そして、このコミュニティーが、これからの日本の未来へと繋がっていくと信じています。
こちらもぜひお読みください
一部リターンコースにも含まれている、「ロングライフデザインの会」の説明はこちら
‖『d design travel』がクラウドファンディングに挑戦する理由
『d design travel』の制作資金は、実売、企業さまからの協賛、そして行政からの助成金の3本柱でまかなってきました。しかし出版不況で人気雑誌すら次々と廃刊になる今、苦境はトラベル誌も同じです。
そこで、「トラベル誌を必要としてくださる」方々の方を向いて、誠実に制作を続けていくために、新たな試みとして考えてきたのが、クラウドファンディングでした。
クラウドファンディングは、ただ資金を調達するだけの手段ではなく、同じ思いを抱き、悩みを持つ仲間たちを巻き込み、コミュニティーを創造する「広場」のようなものだと思っています。
‖クラウドファンディングの覚悟
『d design travel』では、「All or Nothing」という目標金額に到達しなければ一円もお金が入らないという形式での挑戦にこだわりを持っています。
つまりは、目標金額の500万円に到達しない場合は島根号の制作資金を用意できず、『d design travel』が完成しないということです。また、この先に『d design travel』をつくり続けること自体も危ぶまれます。
これまでも、「クラウドファンディングが成功しない限りは『d design travel』をつくり続けられない」という覚悟を持ってクラウドファンディングに挑戦してきました。趣旨に賛同いただき、応援とご支援の気持ちを寄せていただいているからこそ、『d design travel』をつくり続ける意味があると考えています。
今回でクラウドファンディングは9回目。まだまだ編集部の旅は続きますが、本当に「変わらないでほしい未来」をみなさまに伝えていきたいです。
■目標金額
下記の必要資金計 1,700万円のうち、まずは500万円を目標に募ります。
印刷費 4,000,000円 / リサーチ及び取材旅費 2,500,000円 / 原稿費 1,500,000円 / デザイン・データ制作費 1,000,000円 / 外注撮影費 500,000円 / 校正費 1,000,000円 / 英語翻訳費 1,000,000円 / 企画編集製作・制作進行管理費 3,000,000円 ※その他イベント費用別途
※加えて、READYFOR手数料(最終達成額の10%)、決済手数料(同5%)がかかります。
‖島根からのメッセージ
松場 忠
株式会社石見銀山群言堂グループ 代表
D&DEPARTMENTとの出会いは、20年前の二十歳のころ。
友人に連れられて九品仏の店舗を訪れたときの感動は今でも覚えています。
ロングライフデザインをテーマに真摯なデザイン活動を通して、世の中を変えようと活動している在り方に希望を感じ、その時からずっと一ファンとして活動を追っていました。
観光の語源である「国の光を観る」とは、その土地の良いところ(光)を観て、学び、理解することだといわれています。d design travel島根号が発刊されることで、長く続く島根のものづくりやその土地の暮らしの在り方を新たな目線で再発見し、長く多くの方々に愛され残るトラベル誌ができることを期待しています。
石見銀山 群言堂 公式サイト
平井 俊旭
雨上株式會社 代表取締役
島根県立大学地域づくりコース講師
ついにd design travel で島根県号が登場!いったいどんな取材がされるのでしょうか。メチャ楽しみにしてます。
山陰に隠されたデザインの文脈が紐解かれると古代から受け継がれて来た日本人のアイデンティティが再発見されるかもしれないですね。
加速してきた時代から一線を画して来たからこそ失われずに残った価値観や暮らし。誰かと同じで有る必要は無い!開き直りとも言えるかもしれないオリジナリティ。島根は踏み込んでこそ面白い。そんなところではないかと。
雨上株式會社公式サイト
福森 拓
sog株式会社 代表
島根号の順番が回ってくると一報を聞いて、本当に心踊りました。
見知らぬ土地を旅するなら、観光向けに設けられた場所ではなく土着的なものが見たいし、美味しいものを食べるなら街場の人が好んで行く店に行きたい。
土地勘のない場所でその情報に辿り着くのは難しいけれど、d design travelはその土地勘を埋める糸口であり、街の温度を感じとれるガイドブックだなと思います。
中国地方に細長くのびる島根は、東の出雲と西の石見で文化も住む人のアイデンティティも異なります。その独特なニュアンスってなかなか感じとるのが難しいけど、d design travel編集部ならどのように切り取るのだろう?
第1号の北海道号から大阪、鹿児島と続いた黎明期、D&DEPARTMENTに籍を置いていたこともあり、自分の生まれた街でこのガイドブックができるのを心待ちにしていました。
カバーのビジュアルは何になるだろうなぁ。
sog株式会社が運営するBIOTOUP公式サイト
森山 勝心
Oki Islands Inc.
d design travelが発行されてから15年(35県目)。
ナガオカさん、空閑さん、神藤さんと歴代の編集長とも関わらせていただき、微力ながらお手伝いもしてきましたが、待ちに待った「島根号」! まさに、この関係性も、人生を豊かにする素敵な「ロングライフデザイン」と言えるのではないでしょうか。
今回も1人でも多くの人に関わっていただき、皆の想いが詰まった豊かな「島根号」になりますように! 地図の中でも忘れられがちな隠岐から応援しております!(笑)
来春には、d design travel 島根号を持って、県内の人も県外の人も島根を旅しよう!
Oki Islands公式サイト
岸本展明
IMAGINE.COFFEE 代表
自分は島根で生まれ育ち店を営み暮らしている。島根を出て過ごした事も、仕事柄別の街や国に行く事も多く、島根の良さを自分なりに深く感じています(元々感じてはいるが)だけどどうも言語化する事が思うようにいったことが少なく、心から良いと思っているのに良さをきちんと人に伝えられているのか曖昧になる事が良くある。
そこでこの島根号!D&DEPARTMENTがどのような切り口で取材をされ、どんな風に取り上げあげられていくのか、とても楽しみです。そしてそれを参考にしたい!!!
IMAGINE.COFFEE公式インスタグラム
西村 史之
artos Book Store 代表
待ち焦がれていた、恋焦がれていた人に会えるかもしれない・・・
久しぶりにそんなトキメキを感じさせてくれる一報が届きました!
d design travel 島根 発刊の知らせです!
20年前「artos Book Store」と屋号を変え再スタートしたころは、新しい試みの雑誌や書籍、リトルプレスなどが次々と出版されはじめていた時期でした。そんななかで創刊されたd design travelは、デザインの視点から各県の魅力を発信するガイドブック、という斬新さのなかにも土着的な部分も含まれているなかなか硬派な内容で、お客さまに強くお薦めしたのを覚えています。
d design travel 16年目の2025年、どんな島根の姿を見せてくれるのか楽しみにしています。artos Book Storeはd design travel 島根を全力で応援します!
artos Book Store公式サイト
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、READYFOR利用規約の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。
※「お土産詰め合わせ」の内容は、ディアンドデパートメント株式会社が有する以下の許認可の範囲で選定し、お届けいたします。:酒類小売業免許・飲食店営業許可・食品衛生責任者営業許可・古物商
※感染症等、社会情勢により取材スケジュールが延期となる等の影響を受け、万が一刊行スケジュールが延期となる場合は、活動報告にてお知らせいたします。その場合も、いただいたご支援の返金はいたしかねますのでご了承ください。
20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
酒類販売管理者標識
・販売場の名称及び所在地:D&DEPARTMENT TOKYO 東京都世田谷区奥沢8-3-2
・酒類販売管理者の氏名:藤田 諒
・酒類販売管理研修受講年月日:令和6年9月19日
・次回研修の受講期限:令和9年9月18日
・研修実施団体名:一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会
WACOCA: People, Life, Style.