徳島市のシンボル、眉山に登るロープウエーのゴンドラの新しいデザインが発表されました。四角く窓が大きいのが特徴で、来月30日にリニューアルする予定です。
徳島市は眉山の頂上と阿波おどり会館を結ぶ「眉山ロープウエイ」の新しいゴンドラのデザインを発表しました。
新しいゴンドラは現在の丸い筒のような形から四角い箱形となり、1人あたりの床面積はおよそ1.6倍に広くなります。
また、窓の高さはおよそ1.4倍に広がり、大きな窓ガラスから景色が楽しめるのが特徴です。
色はいまと同じ青2台、赤1台、黄色1台で2台が連結して運行します。
現在のゴンドラは3代目で平成11年から運行し、映画「眉山」に登場するなど、25年にわたって徳島市のシンボルとして親しまれましたが、老朽化に伴い、ことし1月に運行を終え、いまはリニューアルに向けて運休しています。
「眉山ロープウエイ」は新しいゴンドラで来月30日に運行を再開する予定で、当日は山頂で阿波踊りと阿波人形浄瑠璃の公演に加え、キッチンカーの食事が楽しめるイベントも行われます。
徳島市の遠藤市長は17日の会見で「この機会に市民をはじめ多くの観光客に新しいゴンドラに乗ってもらい徳島市の展望を堪能してほしい」と述べました。
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