福井市特産の2種類のスイカ「金福すいか」と「銀福すいか」の出荷が本格的に始まるのを前に、10日、ことしの出荷の規格などを確認する目ぞろえ会が行われました。
皮が黄色で果肉が赤い「金福すいか」と皮が緑で果肉が黄色い「銀福すいか」は、福井市が開発した重さ2キロ前後で種が少ない小玉スイカです。
本格的な出荷を前に10日、福井市内のJAの施設で出荷の規格などを確認する目ぞろえ会が行われ、生産者などおよそ20人が参加しました。
このうち、金福すいかは糖度が12.5度以上で光沢があり、目立つ傷がないことなどを出荷の規格とすることを確認しました。
その後、試食会が行われ、参加者は「みずみずしくておいしい」「しっかり甘い」などと言って、今年の出来を確認していました。
福井市園芸センターの岩佐康平さんは「今年は天候に恵まれて『金福』『銀福』どちらのスイカも玉のつき具合が良く、糖度も出荷規格を上回る甘さになっていて、出来は上々です」と話していました。
出荷は来月いっぱい行われ、「金福すいか」はおよそ7500玉、「銀福すいか」はおよそ2500玉の出荷を見込んでいるということです。
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