神戸大学は、新型コロナウイルスに感染した人にできる「中和抗体」を調べ、変異ウイルスにも一定の効果があると発表しました。

 神戸大学は、去年3月から今年5月にかけて、新型コロナに感染して入院した様々な症状の患者81人の血清に含まれる中和抗体の質や量の変化を解析しました。その結果、感染した全ての人に、従来型だけでなくアルファ株というイギリス由来の変異ウイルスにもかかりにくくなる中和抗体ができていたことがわかったということです。

 (神戸大学感染症センター 森康子センター長)
 「回復者は他の変異型への再感染あるいは重症化リスクも低い可能性が示唆されます。再感染を防ぐことは難しいと思いますが、重症化のリスクは下げることができる可能性があるのではないか」

 一方、デルタ株と呼ばれるインド由来のものなど、新たに出現した変異ウイルスについては、中和抗体はできるものの、抗体の量が従来型やアルファ株に比べて少ない傾向があったとしました。

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