ロシア空軍基地への奇襲攻撃、米当局の被害推計はウクライナの半数

ウクライナが今月1日に実施したロシア空軍基地に対する大規模なドローン(無人機)攻撃について、米当局が推定するロシア軍機に対する被害がウクライナの推定の約半分であることが関係筋の話で分かった。写真はロシアのイルクーツク州北部のベーラヤ航空基地を捉えた衛星写真。4日撮影(2025年 ロイター/2025 Planet Labs PBC/Handout via REUTERS)

[ワシントン 4日 ロイター] – ウクライナが今月1日に実施したロシア空軍基地に対する大規模なドローン(無人機)攻撃について、
米当局が推定するロシア軍機に対する被害が
ウクライナの推定の約半分であることが関係筋の話で分かった。

関係筋によると、米当局者は

損傷を受けた
ロシア軍機は20機で、
破壊されたのは
このうち約10機だったと推定。
ゼレンスキー氏はこの日、
被害を受けたロシア軍機41機のうち、半数が修理不能なほど損傷したと述べていた。

ただそれでも、米当局者はこの攻撃は極めて重大なものだったとの見方を示しており、この攻撃を受けロシアがウクライナに対し一段と厳しい姿勢を取るようになる可能性があると警告している。

ロシアのプーチン大統領はこの日、米国のトランプ大統領と電話会談を行い、ウクライナによる 攻撃に対しロシアは対応せざるを得ないと伝えた。

ロイターは被害状況について、ウクライナと米当局者の双方の推計を独自に確認できていない。

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