英国高級折り畳み自転車「ブロンプトン」に乗って、万博UKパビリオンを訪ねよう!「ブロンプトン アーバンチャレンジ イン 大阪2025」に参加してみた
英国製の高級折り畳み自転車「ブロンプトン」に乗って、大阪・関西万博を訪ねませんか? とのお誘いが、輸入代理店「ブロンプトン ジャパン」の広報担当者さんから届いた。2012年製の古いブロンプトン所有者の筆者としては、様々なバリエーションを展開している同社の最新モデル(Mk6)に試乗できるというまたとない機会を提供してくれるのだから、瞬時に参加の返事を入れた。
試乗コースは、1970年大阪万博「EXPO’70」のタイムカプセルが設置されている大阪城公園から、約20km先のEXPO2025の会場までというので、近年体力の衰えを感じつつある筆者でも走行距離的には全く問題ない。
ブロンプトンとは
ブロンプトンを知らない方も多いかもしれないので、まずはその紹介を。創立者はロンドン在住のアンドリュー・リッチー氏で、1975年に自宅の寝室で初めてフォールディングバイク(折り畳み自転車)の試作モデルを製作し、1981年には最初のMk1モデル30台を製品化した。その改良・進化型がMk2で、フレーム構造や折りたたみ機構を再設計したことで、量産化への足掛かりに。1987年にはブロンプトン・バイシクル社を正式に設立。1990年以降は現行モデルに近いMk3を送り出し、素早くコンパクトに折りたたむことができる機能と走行性能を両立したことが認められ、イギリス国内だけでなく世界中で愛用されるようになった。
ブロンプトンは特に都市部での移動に最適で、日本に入ってきたのはこのモデルから。折からの自転車ブームで都内でもちょくちょく見かけるようになったのだが、ネックとなったのはそのプライス。当時でも20万円近かったMk3の価格はなかなかのものですぐに手に入れることはできず、結局筆者が購入したのは、次のMk4モデル。しかし一度手に入れてしまうと、その完成度の高さに感心し、惚れ込んでしまうのだ。
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