ドイツのワデフル外相(写真)は25日、西側諸国はロシアによる一連の新たなウクライナ攻撃に追加制裁で対抗すべきだと述べた。ドイツ・ベルリンで23日撮影(2025年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 25日 ロイター] – ドイツのワデフル外相は25日、西側諸国はロシアによる一連の新たなウクライナ攻撃に追加制裁で対抗すべきだと述べた。
公共放送ARDのインタビューで「(ロシアの)プーチン大統領は平和に関心がなく、この戦争を継続したがっている。われわれはこれを許してはならない。ゆえに、欧州連合(EU)は追加制裁で合意する」と述べた。
また、米国も新たな制裁発動が可能で、重い制裁によってロシアの経済とエネルギー部門に深刻な影響が及ぶのを回避するためプーチン氏が交渉の席に着くことを期待していると述べた。
一方、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃について、ドイツは人々の「耐え難い」苦しみを深く懸念しており、解決策を探るためイスラエル、中東、欧州の各国と連絡を取っていると説明。「ドイツの立場は明確だ。ガザから(パレスチナ人を)追放せず、飢餓に終止符を打つ。ガザとヨルダン川西岸はパレスチナ人のものであり、二国家解決に向けて前進している」と述べた。
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