太平洋を一望!道の駅に「絶景サウナ」誕生
北海道東部にある道の駅がGWに移転リニューアル。
車中泊ができる「RVパークの聖地」を目指すシン施設には、“車がととのう”設備とともに…“人もととのう”「海が見えるサウナ」が誕生!!
オープン初日にお邪魔したら、期待以上のハイスペックでびっくり!パンダ・リーっす。
【速報】SAUNANEWS センチュリオンが“サウナキャビン”を大増床!
温度差の殿堂「ザ・センチュリオンサウナ札幌」が7月、サウナーの“あったらいいな”をまた実現します。
(©サウキャン)
川口サウナエモン良和本部長の話しによりますと、現在手つかずだった3階フロアを大改装中。サウナがテーマのキャビンを約100床規模で大増床するそうです!!そのキャビンはおそらくは日本初、「サウナ室」「水風呂」「ギャラクシー風呂」をイメージした【サウナがテーマのキャビン】になるとか!?
他にもちょっとした筋トレができる「筋トレルーム」。さらに次代の熱波師養成と、プロ野球のピッチャーのブルペンばりに登板前に熱波の事前準備が行えるサ室「熱波研修所(仮)」を新設。タオル捌きはもちろん、重いラドルでロウリュ筋を鍛えられる“熱波師の虎の穴”にする予定だとか(笑)
気になるオープン予定日は7月7日で遅くとも7月15日には稼働予定。ただし増築作業はこれからで完成予想図も未完成!ま、間に合うのか!?
詳細はオープン直前に「ととのえ道場 特別号」でお伝えできると思います。お楽しみに!
(夏の猛暑をぶっ飛ばす「センチュリオン劇場」に乞うご期待!)
北海道「白糠町」
期待以上のハイスペックな「海の見えるサウナ」が誕生したのは、北海道東部にある「白糠町」。太平に面した人口約7,200人の町です。道東の拠点・釧路から車で40分。
(「白糠町」から)
豊富な特産品
豊かな自然に恵まれた白糠町の基幹産業は漁業、林業、酪農など。漁業は、暖流と寒流が交わる恵まれた漁場にあり、一年を通していろんな海産物が獲れます。有名なのは、冬から春までほぼ半年間獲れる「やなぎだこ」。小ぶりながら、独特の歯ごたえと旨みには料理人らも大絶賛。正月には全国で文字通り“ひっぱりだこ”になる高級品です。
(「白糠町」から)
さらに今や貴重な「ししゃも」。
(「白糠町」から)
全国では養殖ものも大人気なのに、北海道では伸びしろしかない!脂ののりと甘みと旨みがサイコウ「ブリ」が漁獲量がここ数年激増中。秋サケの不漁を補う救世主が降臨♪
(©immue Co., Ltd.)
道内では函館に続いていち早くブランド化に着手。脂のりがよく、きめ細かいサシで身がきゅっと引き締まっているのが特徴の「極寒ブリ™」は、ふるさと納税の返礼品でも登場。塩焼きサイコウ「ぶりカマ」や即食べられる「ブリしゃぶセット」。こちらの「漬け丼の素セット」が人気です。
(©immue Co., Ltd.)
他の特産品では高級ジビエの「鹿肉」。
(「白糠町」から)
20年前、「㈱馬木葉」の松野穣代表が販売を始めた頃に取材。獣道で車がスタックして松野さんにレスキューいただいた記憶があります(汗)。あとは…「しそ焼酎 鍛高譚」。あの紫蘇は白糠町産のしそを使用しています。
(「白糠町」から)
町長がガチサウナー
食料豊かな白糠町。ちなみにふるさと納税額199億円(24年度)は町村別で全国首位!!財政が、ととのってる!!牽引するのは北海道町村会会長兼全国町村会副会長の棚野孝夫町長。
極寒ブリ™の「ブリしゃぶしゃぶセット」のPRではー
日本全国のブリファンのみなさんに“ブリブリ”消費してもらいたい
と白糠町のためならおやじギャクも辞さない棚野町長。実は…ガチサウナーっす(笑)地元ではサウナ室で気を遣うことも多く月の半分は道内外へのご出張なので“出張サ活”が中心。札幌では道庁横「ポールスター札幌」のサウナに「ニコーリフレ」。東京では「新橋アスティル」のサウナなどに行かれるそうっす。「リラックスにサウナはサイコウだ」と仰ってます。
からの、2011年に町の最後の銭湯がなくなった際にはJOYFITの㈱オカモトグループの協力の元、町営プール「サンアリーナしらぬか」の隣にサウナ完備の公衆浴場「しらぬかの湯」を5年越しで実現。そして今回、道の駅の移転リニューアルでは“車も人もととのう!キャンピングカーの聖地”を合言葉に、見事なサウナを作ったのでありました~~~。
4/29「道の駅しらぬか恋問館」移転オープン
2025年4月29日(火祝)午前11時10分、「道の駅しらぬか 恋問館(こいといかん」がグランドオープン。そのサウナもついに産声をあげました。
(Facebook「白糠町商工会」から)
開場待ちはこの長い行列。天気はあいにくの雨、潮風、そして気温はまさかの2℃ー。
桜の開花し始めた北海道で外気温がグルシンとは…。待ってる間は寒さに震えましたが、サウナがあれば逆にサイコウ。外気浴が楽しみに♪
「道の駅しらぬか 恋問館」 オープンまで5、4、3、2、1!オープンです♪
「総合案内所」で800円を前払い
さぁさぁ皆さん中に入ります。レストランなどにまっしぐらであります。人混み激しく、棚野町長の姿は見つけられ~ず。ならば、仕方なく…サウナへ一直線(笑) 受付は正面入り口から見て右奥にある「総合案内所」。こちらで利用料金800円(2時間)を前払い。電子決済対応OK。タオル、ボディソープなどは浴場にはありません。必要ならばここで購入・レンタルを。
カードキーを預かります。おっ、「1番」(笑)記念すべきオープン日に、正真正銘「一番サウナ」をいただきます!サウナのある廊下を進みましょう。
浴場は完全男女別
ほどなくすると、お馴染みの暖簾が登場。道の駅にいるのを忘れる瞬間ですー。
手元には、期せずして「1」番のカードキー(笑)
「男」暖簾をくぐると、サウナの入口。カードキーのカードリーダーとレンタル備品の最終案内。タオル、ソープ、はい大丈夫。いざサウナへ!
では、ポチっとな♪
太平洋でととのう!「恋問IKIサウナ」
大浴場は「サウナーONLY」
失礼しますー。コンパクトでシンプルな脱衣場にはブラウンのロッカーに、洗面台とドライヤー。
(「道の駅しらぬか 恋問館」から)
うれしいウォーターサーバーも完備。
まずは風呂好きサウナーの皆様、スイマセン。今回ご紹介するサウナは思いっきりサウナーに振った、実はハードコアなサウナです。アツ湯の風呂は、ありませんー。あるのはシャワーブース3つ。
(「道の駅しらぬか 恋問館」から)
そして浴槽は、みんな大好き「水風呂」だけ(笑)はやる気持ちを抑えて、早速シャワーブースで体を清めて。サウナマットを持って、いざ、サウナへ!
眼前に太平洋とあのヒーターが!!
失礼しますー。ひな壇は2段。キャパは8人。ヒーターそばに超小さなイスが2つあるので窓際に陣取れば10人以上。
おや?ひな壇の安全用の板越しに見えるのは、もしや…
お~~~!!METOS社「IKIヒーター」じゃあ~りませんか♫ま、マジっすか!!ストーンもりもり、サウナ界で1、2位を争う超強力熱量のメトス社IKIヒーターが鎮座!!センチュリオンと一緒のIKIちゃん。
さらにその上にはオートロウリュ噴射装置が!!どうやらサウナインしたのは発動直後。すでに湿度がバッチリ♪
いいですね、イイですねぇ~♫入口側の上段に座りますー。オープン待ちで冷え切った身体がほてってきます。さぁさぁ、体を前に向けますと目の前には…太平洋!!うぉぉぉ~~~!!この日はあいにくの雨だったのであれですが。それでも水平線と大きな空が眼前に広がっています。波打ち際をカモメが飛んでいます。
サウナには初日に駆け付ける熱心なサウナー紳士が数人。お話聞けば「大喜湯昭和」薪サウナに首ったけの20代のお二人と、帰省で江戸から顔を出したという同世代の紳士。
♪ジュジュジュジュジュジュジュジュジュジュジュジュ~~~
ロウリュが発動。「ガラス、くもりましたよ!何にも見えない(笑)」と大喜湯常連さん。た、たしかに~~~♫噴出時間は3秒程度と短いながら…熱い蒸気がわがままボディに襲いかかりました。サ室の温度は体感92℃。入口そばの温度計が90℃強で、ヒーターそばのは105℃。試しにヒーターそばの上段下段に座るとヒーターそばがやや熱い印象ですねぇ。
この日はBGMは太平洋の波の音と風の歌。サウナイキタイによる今はJAZZが流れているとか。熱すぎず、しっかり熱くて湿度ばっちり♪開業初日でちょうどいいアチアチはお見事ざんす。10分前後、太平洋ビューに癒されながら汗かいたっす。
(「道の駅しらぬか 恋問館」から)
水風呂
サウナを出て3歩のシャワーブースへ。汗カットはサウナ王方式。水風呂のキンキンを最大限満喫するために、アツ湯で汗カット。からの、ギリギリまで熱さを感じながら…シャワーブースから3歩の水風呂へー。
(「道の駅しらぬか 恋問館」から)
では、いただきますー。
く~~~っ、キンキン♪
水温計で14.8℃。
この時期はむしろお湯を加えているはず(笑)恋問サウナの水風呂はこの日、キッチリ15℃前後。チラー完備でしっかり調整しているのが伺えますね~。
外気浴
さぁ、いよいよメインイベント。3歩先にある外気浴スペースへ!
(「道の駅しらぬか 恋問館」から)
うぉ~~~っ、太平洋Pacific Ocean♫
北海道でも桜が咲いて。あの外気浴のキンキンが懐かしくなってきたなぁ…と思ったら。この日の白糠は2℃。サウナーにはサイコウでキンキンな外気浴!イスは、じっくり休憩したい派にはうれしいインフィニティチェアが2つ。
からの、脳内は真冬にひとっ飛び~。早くも冬の外気浴が楽しみざんす(笑)
(「白糠町」から)
頭がバグり妄想しながら4セット。太平洋一望の灼熱IKIヒーターサウナ、14.8℃の水風呂、そして地球を感じる水平線を眺めながら潮風でととのう外気浴ー。これで2時間800円♪2025ネン春、とんでもないスゴイサウナが道東にまた一つ爆誕ざんす!!
サウナ飯は「恋問グルメ」
期待以上の高スペックでびっくりした「恋問サウナ」。ととのい延長戦、サウナ飯がもう選び放題!この日の恋問館は超満員。フードコートでは5つのグルメが楽しめます。
この豚丼
一番人気は、旧恋問館にも入っていた旧ムーンライト「この豚丼」。店名にもなった定番メニュー、柔らかい阿寒ポークの「この豚丼」と。柔らかめの太麺パスタにトンカツのせてミートソースで仕上げた「カツスパ」に長蛇の列♪
(元祖十勝に負けない阿寒ポークの「この豚丼」。「道の駅しらぬか 恋問館」から)
(ボリューミーな「カツスパ」。「道の駅しらぬか 恋問館」から)
寶龍
二番人気はやはり旧恋問館からの出店「寶龍」。味噌が人気の札幌ラーメン。創業1957年の老舗ながらも日々研究。2017年にはムスリム向けハラールラーメンをいち早く提供。今やイスラム圏からのインバウンド客の間で大人気。2018年ドバイ「北海道・日本『食』フェア」でご一緒しました。
こちらは定番の「味噌」。
からの、恋問館スペシャルの「白糠マルツボのタコラーメン」。
(タコは白糠タコ加工食品専門「(有)マルツボ」の逸品。「道の駅しらぬか 恋問館」から)
こいぱん
どちらも行列あ~んどフードコートが満席。そんな中、美味しそうなパン屋を発見。恋問のパン屋さん「こいぱん」。新生・恋問館のために㈱オカモトが初めて手掛けるベーカリーっす。
(「道の駅しらぬか恋問館」から)
パンは焼き立て。既に行列。超人気でどのパンもすぐになくなりますが、ほどなく「今焼きあがりました~♪」と焼き立てパンが続々出てきます。まずは「ハムチーズパン」。
からの、「だし醤油バター風味のコーンパン(十勝産コーン)」をチョイス。
売店でタコの珍味を買って、車の中でいただきます。
ん~、旨すぎる♫太平洋一望の「恋問サウナ」。またすぐお邪魔しま~す。
(「白糠町」から)
太平洋を一望する絶景オーシャンビューのIKIサウナがある「道の駅しらぬか 恋問館」は釧路空港から車で15分。羽田からでも1時間40分で来られます。
(「白糠町」から)
周辺には「あかん遊久の里 鶴雅」の360℃展望サウナや野田クラクションべべー氏プロデュース「KIELO SAUNA」「THE GEEK」などなど、大自然でととのえるサウナが一杯!「道東サウナ旅」でどうでしょう♪
☆「道の駅しらぬか 恋問館」HPはこちらっす。
https://michinoeki-shiranuka.jp/
「ととのえ道場」この冬、再始動!
2020年9月以来ほぼ毎週土曜日朝配信「サウナ野郎パンダ・リー ととのえ道場」は、今週号【254号】をもって週刊連載はお休みしま~す。足かけ5年の長きに渡りご愛読いただきあ~たす♪
本格的な再始動は、日本列島が再び寒波に覆われ、北海道では外気浴で髪の毛が凍り始める【2025年冬】を予定。
福岡・鹿児島・熊本を巡る「九州サ旅」シリーズや、サウナの開業が続き後回しでまだ未公開「北欧サ旅」シリーズなどを準備中!本場のサウナはJAPAN以上に熱かった!?
とはいえサウナ野郎なんで…「アウトドアサウナイベント」や7月稼働「ザ・センチュリオンサウナ札幌のサウナキャビン大増床」など、猛暑をぶっ飛ばす熱いサウナ話があれば随時発信いたしやす。「サウナイキタイ」ではサ活での気づきを連日呟いてま~す(笑)
☆ガチサウナー専用!サウナコラム サウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」(全254話)
https://sodane.hokkaido.jp/series/pandaLee/index.html
☆ご感想、情報提供はX「サウナ野郎パンダ・リー」で!
https://x.com/matsu08130896
☆サウナイキタイ「パンダ・リー」
https://sauna-ikitai.com/saunners/18755
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