ロサンゼルスオリンピックで初めて実施される『フラッグフットボール』はアメリカンフットボールのルールをもとに5人対5人で競うもので、安全性を高めるためタックルなどの接触プレーのかわりに腰の左右につけた『フラッグ』を取り合います。

ロサンゼルス大会では男女6チームずつが出場し、北米の4大プロスポーツの1つで世界最高峰のNFLから選手が参加できるかどうかが注目されていましたが、20日、リーグのオーナー会議で全会一致で承認されました。

NFLによりますと、各チームから原則それぞれ1人の参加が可能ということで、グッデルコミッショナーは「国を代表して金メダルを目指すことは、世界のスポーツ界で最高の栄誉の一つだ。NFLにとってもすばらしいチャンスで、アメリカンフットボールをグローバルなスポーツとして広げていく次の一歩だ」とする声明を発表しました。

ロサンゼルス大会へのプロ選手の参加をめぐっては、同じく追加競技として行われる『野球・ソフトボール』のうち、野球でも大リーグの選手が参加できるかどうかが焦点となっていて、ドジャースの大谷翔平選手も以前、オリンピックについて「出たい気持ちはもちろんある」と話しています。

オリンピックの開催期間と大リーグのレギュラーシーズンが重なることなどから、これまで、メジャー契約の40人の枠に入っている選手たちの参加が認められたことはありませんが、大リーグのマンフレッドコミッショナーはこれまでに「私たちが具体的にどのような対応をしなければならないのか。その話題については話し合う余地がある」として、検討する考えを示しています。

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