カナダのシャンパーニュ財務相(写真左)は20日、カナダはウクライナのために自国のような年金システムの構築を支援することを検討していると述べた。加アルバータ州バンフで開幕した主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の冒頭、ウクライナのマルチェンコ財務相(右)と記者会見を行った(2025年 ロイター/Todd Korol)
[バンフ(加アルバータ州) 20日 ロイター] – カナダのシャンパーニュ財務相は20日、カナダはウクライナのために自国のような年金システムの構築を支援することを検討していると述べた。加アルバータ州バンフで開幕した主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の冒頭、ウクライナのマルチェンコ財務相と記者会見を行った。
シャンパーニュ氏は「私はセルギイ(・マルチェンコ財務相)とともに、多くの年金基金や非常に重要な投資家たちに会う機会に恵まれた」とし「ウクライナの年金制度構築に向けてベストプラクティスを共有するために、最終的にどのように協力できるかも考えた」と語った。
カナダはウクライナの復興に提供できるものがたくさんあると述べた上で、ウクライナ財務相とともにフェアファックスなどのカナダの大手年金基金と面会したことを明らかにした。
G7財務相・中銀総裁会議は、21─22日に本格的な討議に入り、ウクライナへの支援が議題の一つになる見通し。
シャンパーニュ氏は、2022年の開戦以来、カナダがウクライナに提供してきた支援は継続するとも述べた。
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