アメリカの大手格付け会社が先週16日、アメリカ政府に対する格付けの引き下げを発表したことを受けて、19日の東京外国為替市場では、財政悪化への警戒感から、夕方にかけてドルを売って円を買う動きが徐々に広がりました。

午後5時時点の円相場は、先週末と比べて40銭円高ドル安の、1ドル=144円84~86銭でした。

一方、ユーロに対しては、先週末と変わらず、1ユーロ=162円78~82銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.1238~39ドルでした。

市場関係者は「日中の円相場は狭い範囲での値動きにとどまっていたが、夕方に入ってヨーロッパの市場参加者が増え始めると、アメリカの財政悪化への警戒感から、いったんドルを売る動きが徐々に強まっている」と話しています。

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