株式会社Pearl Abyssは5月19日、『紅の砂漠』PC版がリリース時点でNVIDIAの各種最新技術に対応することを発表した。なお本作の対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年第4四半期にリリース予定。

『紅の砂漠』は、MMORPG『黒い砂漠』の開発・運営で知られるPearl Abyssが手がける、オープンワールドアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、戦乱の中世ファンタジー世界「ファイウェル大陸」。この地では、大陸を統一したデメニス王が病床につき、各勢力が独立を企んでいた。本作の主人公クリフは、そんな世界で気性の荒い傭兵たちを統率。自らも一人の戦士として成長しながら、小さな傭兵団を率いて世界へ立ち向かうことになる。傭兵が痛みを抱えながらも時代を生き抜く、成長と挫折の物語が描かれるという。

今回、本作PC版がNVIDIAの各種最新技術に対応してリリースされることが発表された。DLSS 4(マルチフレーム生成機能付き)、DLSSフレーム生成、DLSS超解像度、NVIDIA Reflexといった機能に対応するという。またレイトレーシングは、GeForce RTX 50シリーズGPU向けに最適化されて実装されているとのこと。NVIDIAの第4世代レイトレーシングコアによって、より高精細なビジュアルとパフォーマンスが両立されることがアピールされている。

2019年11月の発表以来、長らく開発が続けられてきた『紅の砂漠』。度々ゲームプレイ映像や続報も公開されており、上質なグラフィックも注目を浴びてきた。ちなみに本作のゲームエンジンにはPearl Abyss内製の「BlackSpace」エンジンが採用されている。水の流れや、霧の動き、風に応じてなびく服や髪の毛など、さまざまな表現が見どころになるという。BlackSpaceエンジンを通じておこなわれるレイトレーシングも持ち味となるそうだ(公式サイト)。

今回はそんなレイトレーシング機能が、GeForce RTX 50シリーズGPU向けに最適化されていることが明らかとなった。DLSSフレーム生成・超解像度といった技術も利用可能とのことで、高解像度のディスプレイでも快適なプレイが可能となりそうだ。本作をPCでプレイ予定の場合は、同シリーズのGPUで環境を整えておくのもいいかもしれない。

『紅の砂漠』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年第4四半期にリリース予定だ。

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