2025年5月16日 16:41
子どもに多くみられる「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」が山形県内で5週連続の警報レベルとなり、流行が続いています。
「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」は発疹で両ほほが赤くなるほか、手と足に網目状の発疹が出るもので子どもを中心に発症します。大人でも関節痛などの症状が出て、特に妊娠中の女性が感染した場合には胎児に感染する可能性もあります。
県のまとめによりますと、5月11日までの1週間に県内26の小児科でリンゴ病と診断されたのは合わせて84人となりました。前週の89人からは減少しましたが、1医療機関当たり3.23人となり、5週連続で警報レベルとなっています。
保健所別では村山で6.29人、置賜で4.00人、山形市で2.33人、庄内で1.86人となっています。飛沫や接触により感染することから、県はこまめな手洗いのほか、マスクをつけるなどのせきエチケットを呼びかけています。
最終更新日:2025年5月16日 16:41
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