現地13日、パリの裁判所はジェラール・ドパルデューに対して性的暴行の罪を認め、1年6カ月の執行猶予付き判決を言い渡した。
フランスの俳優ジェラール・ドパルデュー、性的暴行で有罪判決 1年6カ月の執行猶予付き
フランスを代表する俳優ドパルデューは、2021年にジャン・ベッケル監督の映画『The Green Shutters(原題)』の撮影現場で、プロダクションデザイナーと助監督の2人の女性に対して性的暴行を行ったとして告発されていた。裁判所はまた、ドパルデューを国家性的犯罪者リストに登録することを決定した。ドパルデューは判決時に出廷しなかった。
今回の判決は、ドパルデューに対する20件以上の性的暴行告発のうち初めての有罪判決となった。この事案は、フランスにおける#MeToo運動において重要な節目と見なされている。ドパルデューは繰り返し自身の無実を主張しており、彼の弁護士は今回の判決に対して控訴する方針を示している。
ドパルデューはまた、別の強姦告発に関する裁判において、今年後半にも再び法廷に立つ可能性がある。
※この記事は要約・抄訳です。
WACOCA: People, Life, Style.