ドイツの景気見通しに対する投資家の信頼感は、5月に大幅に改善した。米関税措置のショックが緩和し、メルツ新政権が公的支出の拡大に備えていることが信頼感を押し上げた。
ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が13日発表した5月の期待指数は25.2と、前月のマイナス14から改善した。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想では11.3への上昇が見込まれていた。
5月のドイツZEW調査:景況感指数(表)
ZEWのバンバッハ所長は発表文で「期待は上向いている」と述べ、 「新政権の発足や関税問題での一定の進展、インフレ安定化により、楽観的な見方が強まっている」と指摘した。
原題:German Investor Confidence Jumps on Progress Over Tariffs
(抜粋)
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