トランプ米政権のウィットコフ特使(中東担当)(写真)とケロッグ特使(ロシア・ウクライナ担当)が、ロシア・ウクライナ戦争を終結させる方法について協議するため、15日にトルコのイスタンブールを訪問する可能性があることが13日、複数の関係筋の話で分かった。写真は6日撮影(2025年 ロイター/Kent Nishimura)
[ ワシントン/リヤド/アンタルヤ 13日 ロイター] – トランプ政権のウィットコフ特使(中東担当)とケロッグ特使(ロシア・ウクライナ担当)が
ロシア・ウクライナ戦争を終結させる方法について協議するため、15日にトルコのイスタンブールを訪問する可能性があることが13日、複数の関係筋の話で分かった。
ただ、米政府高官は15日にイスタンブールで予定される協議にロシア政府が代表者を送るかは、現時点では分からないとしている。
ロイターは米ホワイトハウス、米国務省、米国家安全保障会議(NSC)のほか、ウィットコフ氏の報道官からコメントを得られていない。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナとの直接協議を15日にトルコのイスタンブールで行うことを提案。 ウクライナのゼレンスキー大統領はこの日、プーチン大統領との直接会談のみが停戦を確保し紛争終結を実現する唯一の方法という認識を示し、まずトルコの首都アンカラに向かい、トルコのエルドアン大統領と会談し、プーチン大統領が直接協議に出席するのであれば、イスタンブール入りすると述べた。
ロシアは現時点でプーチン氏がトルコを訪問するか明確に示していない。
米政府当局者は、ロシア政府は15日早朝まで何も公表しないとの見方を示している。
トランプ米大統領は12日、必要なら協議に参加するためにイスタンブールに向かうと述べていた。
トランプ氏は
13─16日の日程でサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールを歴訪中。
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