カトリック教会の頂点に立つ新ローマ教皇を決める選挙(コンクラーベ)で、2日目の投票が行われた8日、新教皇が選出された。(2025年 ロイター/HANNAH MACKAY)
[バチカン市 8日 ロイター] – ローマ・カトリック教会の頂点に立つローマ教皇を決める選挙(コンクラーベ)が
バチカンのシスティーナ礼拝堂で行われ、
8日に実施された
2日目の投票で米国出身のプレボスト枢機卿(69)が新教皇に選出された。
新教皇は「レオ14世」。初の米国出身のローマ教皇となる。レオ14世はサン・ピエトロ大聖堂の中央バルコニーに姿を現し、集まった信者らに対し「平和があなたがた皆と共に」と語りかけた。
レオ14世は
シカゴ出身。長期にわたりペルーで宣教師として活動し、2023年に枢機卿に任命された。ローマ教皇としては267代目となる。
トランプ米大統領は、
米国出身の枢機卿が初めて新ローマ教皇に選出されたことは
「大きな栄誉」とし、「レオ14世との面会を楽しみにしている。極めて意義深い瞬間になる!」と述べた。
4月に教皇フランシスコが死去したことを受け、
コンクラーベは7日に開始。前日は新教皇が決まらなかったことを意味する黒い煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上がっていた。
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