原油先物価格はアジア時間の取引で上昇している。米国での生産減少の兆候や、中国や欧州で需要が高まるとの期待が背景。写真は2024年6月、フランスのトリゲールで撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
[7日 ロイター] – 原油先物価格はアジア時間の取引で上昇している。米国での生産減少の兆候や、中国や欧州で需要が高まるとの期待が背景。
北海ブレント先物 は0.37ドル(0.6%)上昇し、1バレル=62.52ドルとなった。米WTI先物は0.44ドル(0.74%)高の1バレル59.53ドル。
ダイアモンドバック・エナジー (FANG.O), opens new tabやコテラ・エナジー (CTRA.N), opens new tabなどは一部の掘削リグを削減すると発表した。ANZ銀行のシニア・コモディティー・ストラテジスト、ダニエル・ハインズ氏は今後数カ月で生産が減少するとの見方を示した。
需要改善の兆候も価格を押し上げた。中国では5月の連休中に消費者の支出が増加した。また欧州では、企業の第1・四半期の利益が0.4%増加したと予想されており、1週間前の1.7%減の予想から改善した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.